フルーツを擬人化した美少女との冒険RPGエロゲーム「ふるーつふるきゅーと！R」の投稿レビュー

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ふるーつふるきゅーと！R ～創生の大樹と果実の乙女～はFANZA GAMESの基本無料18禁ブラウザゲームで、Chromeなどのブラウザを利用すればAndroidやiPhoneからも楽しむことができる。

個性豊かなフルーツをモチーフにしたキャラクターが登場

ヒロインたちはフルーツを擬人化した乙女たちで、キャラ名もわかりやすく「スイカ」や「ラズベリー」だ。

ただ単純にその名前を冠しているだけではなく、しっかりとその見た目にもそれぞれのフルーツからイメージされるカラーリングや装飾が施されている。

メジャーなフルーツはもちろんだが、中には「不知火」などの日常ではなかなか目にしないマニアックなものも含まれている。

敵対者としては「カービル」という女性が登場し、こちらはフルーツの敵にふさわしいカビがモチーフ。

しかし、汚らわしい見た目ではなく見目麗しい女性。

被害妄想的で主人公たちへの恨み辛みを日記数十冊以上にしたためているという、なかなか個性的な設定だ。

全体的にコミカルな演出のため、そのような極端なネガティブ設定もキャラ個性として嫌な印象を受けないものになっている。

エロシーンを見るにはキャラクターに好感度を上げるアイテムをプレゼントし、一定値に達するとエピソードが解放される方式。

プレゼントアイテムはクエストを進めていれば手に入るので、ゲームを楽しんでいれば自然に溜まっていく。

スマホブラウザゲームとしての弱点

スマホブラウザ版の弱点としては、横画面のものをそのまま表示しているためイベントシーンが小さく表示され、画面サイズ次第ではセリフなどを読みにくい。

ヒロインたちのセリフはフルボイスなので大きな問題にはならないが、主人公やモノローグはやはり自力で読む必要がある。

読み損ねたからストーリーがわからない…というような深いシリアスストーリーではないため、その辺りを気にしない人なら気に留まることもないと思われるが、売りであろうエロシーンも横画面表示のままでかなり見にくいのは難点か。

多彩な戦闘シーンが搭載されたゲーム

戦闘はオート機能に対応しているほか、ウェーブチェインというシステムがあり、これは複数ウェーブに分けて登場する雑魚的をスルーして最後にまとめて戦うという形式を取ることができるためクエストにかかる時間を短縮することができる。

欠点としては敵をまとめて相手にする関係上、受けるダメージが増えてバトルメンバーが壊滅する可能性があることだ。

メリットは他にもあり、ゲージが溜まると「ふるボッコ」という控えメンバーによる総攻撃が行えるようになる。

これは全体攻撃であるため、一網打尽を狙えるのだ。

自分たちの戦力と敵戦力を見極めた上で切り替えるのも戦術の一つ。

少なくとも序盤の難易度は低く、特に強化していないメンバーでオート戦闘をしていても詰まることはないので気楽にプレイしてみて、行き詰まったらキャラの強化や役割を考えた編成を組むことを楽しむのもいい。

快適なゲームが楽しめる良作

画面の切り替えには都度ロードが行われるが、それほど長い時間はかからず、幕間としてヒロインたちの1コマが表示されるので全くストレスにはならず、プレイは快適。

エピソードを見ていないヒロインでもなんとなくそのキャラクターの個性が見えてくるので、その1コマからお気に入りのヒロインを見つけてプレゼントアイテムをその子につぎ込む、ということもできる。

ヒロイン達にはそれぞれ好みがあるので、特に喜ぶプレゼントがある。

喜ぶプレゼントとは、通常よりも好感度が上がりやすいもの。

よほど1人のヒロインに入れ込むのでなければ好みのプレゼントのみを選び、それぞれのヒロインの好感度を並列的に上げていくと、多少はご褒美までの道のりに時間を要するものの長い目で見れば多くを手にすることができるだろう。

フルーツヒロイン達の生みの親でもある創生樹様の声は男性のもの。

キャストが明記されていないが、ある国民的有名声優の声に酷似している。

興味がある方はその点にも注目し、一度プレイしてみて欲しい。